サーキュレーターと扇風機で迷った夏
暑い・・・
昨年の酷暑の時は、空調設備の無い四畳半の部屋はサウナ状態であった。しかも、レールが壊れた網戸も、そのままにしてあったので風通しの良い方の窓を開けられなくなっていて日中の部屋での仕事は、かなりキツかった。
エアコンと扇風機は、1台づつある事にはあるが別の部屋で使用中の場合は、自然の風が窓から入ってくるのを待つしかない。
部屋の温度が上昇すると仕事道具である1台しかないデスクトップパソコン本体の温度も上がってしまう。今のところCPU65度・HDDは50度前後であるが、パソコンの側面に手をあてると、思わず「あちっ!」と声が出てしまう程、熱くなっている。このままだと、「熱暴走を起こしてパソコンが壊れてしまうのではないか?」と感じ始めていた。
今まで気にも止めていなかった「サキュレーター」という商品
早速、通い慣れた地元の大型家電量販店に扇風機を見に行く事にした。
ついでだからパソコンもチェックしながら店内を1時間ばかり見て回ったのだけれど、扇風機コーナーに行く前に、サーキュレーター(空気攪拌機とでもいうのか)コーナーが大きく設置されていたので、そこで立ち止まってしまった。
そもそも僕は「サーキュレーター(空気循環機)」という言葉を聞くのも今回が初めてで、扇風機と何が違うのかもピンとこなかった。気にする事がなかったから、今まで目に止まらなかったのか?それとも家電量販店が、最近になってサーキュレーターを取り扱うようになったのかは分からなかったが、「扇風機よりもサーキュレーターのほうがいいのか?」と迷い始めてしまっていた。
こういう時は、一旦外に出て一服しながら頭の中を整理する事にしている。
「おいおい、ここへ来た目的は何だっけ?」と脳内会議を開始する。
- 部屋を涼しくしたい。
- 部屋の温度を30度以上にしないようにしたい。
- 使用中のパソコンの熱も冷ましたい。
うん うん。いいぞ。その調子。
で、サーキュレーターのデメリットは?
何と言っても「音がうるさいこと」
やっぱり、当初の目的の通りに扇風機にしたほうが良いかなぁ〜。
扇風機の祟りか?
結局この日、扇風機ではなくサーキュレーターを購入してしまった。価格もメーカーも色々あったが、今回選んだタイプはHoney well製の4畳半~6畳適応タイプである。
- 商品名
HFT-114ターボサーキュレーター(首振り型) - メーカー名
Honey well(ハネウェル) - 輸入販売元
株式会社 シー・シー・ピー - 価格
3,480円(税込)
我輩はサーキュレーターである。
扇風機ではない・・・。
割と楽しみに購入したサーキュレーターと共に帰宅をした。(^^
しかーーーーーし。
ワクワクしながら箱から出して商品を確認したら、何とびっくり、粗悪(欠陥)品だった。
詳しく説明すると「首振り土台とモーター部分と本体との接続部分のネジが2ケ所止められいなかったのだ。」
あえて言おう!
Made in Chinaである。
Honey well(ハネウェル)は、米国の企業らしいが、作られたのは中国。ネジが土台ケースの内部にあった事に凄く腹が立った。中国で作られた商品は、これだから信用できない。
あきらかに手抜きだ!!
こんな手抜きなら、ネジのビス山が潰れていたとか、モーターが動かないのほうが逆にスッキリした。ネジが内部になければ、ネジのつけ忘れだろうと思うし、工場での流れ作業だろうから、まあ~そういうこともあるだろう。だけど、あきらかに故意と思われる隠ぺい行為に憤りを感じたのである。せっかく楽しみに帰ってきたのに、ユーザーの気持ちを台無しにしれくれてからに。 ヽ(`Д´)ノ
これを担当した現場の人間を目の前に正座させて、説教したい。
「手を抜くな!!」・・・と。 \(*`∧´)/
でもきっと、あいつらは、言い訳ばっかりするんだろうな~。
人の話聞かないし・・・。
明日、交換をしに、もう一度お店に行ってくる。
翌日、不良品のサーキュレーターの交換を終えて
本音を言えば、面倒くさかったけれど、購入をした大手家電量販店に行って不良品を交換してもらってきた。昨日の事もあるので、受け取りの時に箱をあけて欠陥品でないかを確認した上で受け取った。(お店側の提案であったが・・・)
そして、他の用事を済ませて夕方に自宅に戻ってサーキュレーターを動かしてみたが、やはり音は、うるさい。扇風機に比べてサーキュレーターは「風を送ってやるぞ!」と気合いが聞こえてきそうな感じ。でも、寝る時に扇風機と同じ感覚で使用するのは、音が大きいのでオススメは、できない。
音を飛行中の蜂で例えると・・・。(なんで蜂?)
扇風機がミツバチだとすると、サーキュレーターは、スズメバチ(ブーン)といったところ。外から帰ってきて、部屋の温度をすぐに下げたいと思ったら、とても役に立つ一台だ。
サーキュレーターの効果
販売店のパンフレットによると、「エアコンの温度は25.5℃ 床から10cmと天井付近の比較」というデータが記載されていて、エアコン使用時に扇風機とサーキュレーターで室内の温度差を測定したデータは、室内の上下の温度差が1℃になるまで(天井と床面)扇風機が約2時間なのに対し、サーキュレーターだと2分後には、空気が循環されたらしい。
使ってみると分かるが稼働中の音が大きいだけに、納得の風量である。風を送るだけに特化した商品なので羽は3枚しかなく、その代わり回転数を多くしなくてはならないので、音がウルサイのだそうだ。
今回購入してみて、ひとつ思ったことは、「首振りタイプにして正解だった」という事。
使用開始から1週間が過ぎて
欠陥品の交換やら色々あったけれど、現在、サーキュレーターを使用して1週間が経過した。ものすごく重宝しているというのが、率直な感想である。しかし、サーキュレーターだけでは、この夏を乗り切るには厳しそうだ。エアコンがない部屋には、エアコンがある部屋をひとまず冷やしてから、その冷気をサーキュレーターで、送る・・・・ということをして凌いでいる。
効果は、さすが空気循環器である。
室温が32℃であっても、冷気を送ることで湿度が下がり、耐え切れないことはなくなった。でも、電気代節約のため1時間エアコンをつけたら、タイマーで切るようにして、サーキュレーターも外付けのタイマーで消し忘れを防止している。
それでもパソコンは、とても熱くなってしまうのでパソコンの目の前にサーキュレーターを置いて、少しでもパソコン本体の温度が下がるように風を送っている。ちなみに風量は「弱」にしないと回りのものが、飛んでいってしまうから風量は「弱」にせざるを得ない。又、濡れた洗濯ものや浴室を使用した後の換気にもサーキュレーターの効果はバツグンで、サーキュレーター1台あれば便利な事、間違いなしだ。
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