総理経験者が言っていた「政治家がほしいもの」とは?
僕が毎週欠かさず視聴している「たかじんのそこまで言って委員会」でコメンテーターの長谷川氏が番組の後半で話をしていたのだけれど「私は、ある総理経験者に直接聞いた事があるんですが・・・」と始まり、その総理経験者と飲んだ席で、こんなやりとりがあったらしい。
(2014年5月25放送 「そこまで操られて委員会!ニュースの裏で糸を引く操り師を暴く!」後半の5分14秒くらい)
長谷川氏 「総理!!政治家は一体なにで動くんでしょうか?」
長谷川氏 「私のようなアウトサイダーは、政治家でもないから政策を見るんです」
総理経験者 「う~ん。なかなか核心にふれた質問をするね~」
長谷川氏 「政治家は、政策で動くんでしょうか?」
総理経験者 「長谷川君・・・。政治家の9割以上は権力を目指して動いているんだよ」
他のコメンテーターからは、賛否両論があったけれど、当たり前といえば当たり前だが、いち国民としては、なんだかガッカリした。
自分のやりたいことをする為には権力が必要で、政治家になるくらいの人は、野心がなければ、できないものらしいが、日本の最高権力を手にした人で過去に「ありがとう総理!!」と心から思えた人物は、僕が生きている43年間の中ではいない。
話は少し脱線するが、これはオタキングこと岡田斗司夫氏(アニメ エヴァンゲリオンを製作した会社ガイナックスの元社長)が「岡田斗司夫ゼミ」というニコニコ動画で語っていたのけれど
「日本が戦争で負けた後の政治家は一流の人が必要だったけれど、現代の日本では二流もしくは三流の政治家で十分なんだ。」
というような事を言っていたと思う。
確か放送開始日の2011年5月号の「原子力とオタク」の中でのコメントだったような気がする。
この意見を聞いた時に何だか妙に腑に落ちた。
僕のような一般国民が感じる有難いことは「国民皆保険」と子育支援政策の一環として使わせてもらっている「子供が中学卒業まで医療費がかからない保険証」だ。
この2つには本当に感謝している。
キレイ事は、あまり好きではないが、あえて言うなら水道・ガス・電気・道路などのインフラが整っている日本は素晴らしいと思う。
政治家は、いないと困る。
でも、今の二流、三流の政治家に何を期待しろというのだろうか・・・
だってさ~
・・・やっぱり不満は一杯あるので、腹が立つのでやめておこう。
ちなみに、この「総理経験者」とは、安倍晋三氏と後で教えていた。(前 安倍政権の時に聞いたのかな?)